★パターンスウォッチの遠近感(CS以降に対応)。
通常パターンスウォッチを使った図形は、「自由変形ツール」を使っても遠近感が表現できません(図形の形は変わってもパターンは変化しない)。
パターンスウォッチを「分割・拡張」してパス化すれば、「自由変形ツール」を使って遠近感が表現できますが、後のパターン等の変更が出来ません。
その為の、パターンスウォッチの状態のままで遠近感を表現する方法。
図形の塗りにパターンスウォッチを使って、選択ツールで選択>編集>コピー。
効果>3D>回転>プレビューにチェック・位置欄で「前面」を選択・「X軸を中心とした回転角度を指定」欄に数値入力(位置欄は自由回転に変化します)・下の「遠近感」欄に数値入力>OK。
編集>前面へペースト>選択>背面のオブジェクト>変形パネル右上の小さな三角をクリック>「オブジェクトのみ変形」をクリックしてチェックを付ける>バウンディングボックスか変形パネルで元の図形よりも大きくする(添付画像の端は省略してます)。
全体を選択ツールで選択>オブジェクト>クリッピングマスク>作成。
パターンを変更する場合は、レイヤーパネル内のレイヤーを細分化して、「パス」レイヤーだけを選択(レイヤーの右端をクリック)>スウォッチパネル等でパターンスウォッチを変更。